耐震基準は大丈夫?

地震大国の日本が地震に強いのは耐震診断のおかげ?

日本は良く地震大国といわれますが、大きな地震が起きてもさほど被害が大きくならずに済んでいるのは、逆の言い方をすると地震大国だからなのかもしれませんね。

 

先日の大地震の津波の被害はともかく、日本では大丈夫そうな地震でも海外だと大きな被害が発生してしまうのは、地震そのものの大きさよりも地震に慣れているかいないか、それに対する備えがあるかないかの違いなのかな。

 

日本の耐震診断の耐震基準と言うか、地震に対する設計基準はアメリカを参考にしたと言われています。アメリカでの地震そのものは日本の1/10程度の回数だったと思いますが、大きな地震は時々起きています。アメリカの方が活断層や地震が起きる場所の把握が進んでいて、日本よりも耐震設計への取り組みが早かったと言うのが実情のようです。

 

そういえば、日本国内でも、自身が多い地域と少ない地域がありますよね。九州の人が関東にでてくると地震の多さにびっくりするようです。けれども、そのうち慣れてくるのだとか。

 

逆に関東の人が九州の鹿児島に行ってびっくりするのは火山の桜島の噴火だそうです。鹿児島の人は火山があってそれが日常的に爆発して噴煙を上げたり空振で建物が揺れたりするのは当たり前だと思っているので気にならないみたいですが、よそから来られた方はとてもびっくりするようです。けれども、そんな人も長く住んでいるときっと慣れてしまうのでしょうね。

 

日本では大小合わせると年間5000回くらいの地震があるそうで、これは世界で年間に起きる地震の10%程度になるそうです。国土の大きさを考慮して考えるとものすごい確率だと思いますが、過去100年の10大地震には、先日の三陸沖の東北地方太平洋沖地震(M9.0)しか入ってっていません。
でも数字的には丁度10%ですね。

 

ちなみに、日本の気象庁のまとめたデーターによると、過去100年での10大地震(マグニチュード上位10)のうち、一番大きな地震は1960年にチリで起きたM9.5の地震で、のうちチリで発生した地震は2回(M9.5/M8.8)。この他には、アラスカで3回(M9.2/M8.7/M8.6)、インドネシアで3回 (M9.1/M8.6が2回)。
この他にカムチャッカ半島(M9.0)、チベット(M8.6)だそうです。

 

こうして今この記事を書いている間にも小さな地震がありました。
でもなんとも思わないんですよね、慣れてしまうのは良くないなぁと思いつつ、「あ、ゆれてる」位にしか思わないし。

 

ゆれ方で大丈夫だと判断できてしまうのがはたして良いのか悪いのか。

 

日本は「地震大国」というより、「地震への対処能力に自信がある大国」なのかもしれませんね。
心の準備はもちろんのこと、日頃から建物の健康状態をチェックし、法定検査、耐震診断を怠らずに行うことが地震大国日本に住む者の義務だと思います。

 

各自治体では、建物の耐震診断をおこなうときに、東京都をはじめ各地域で補助金がでるケースがあるそうですので調べてみて下さい。

 


東京都では、来年度をめどに一定の条件下の建物に耐震診断を義務付ける方針が決定しています。
そのため多くの自治体を通して耐震診断・耐震補強工事に補助金が交付されますが、その要件や金額は自治体によって様々です。
http://www.sinnihon-g.co.jp/taishin-sindan/